『#コンパス』のアタッカーの中でもタイマン性能が高く、【近】カードとの相性バツグンな「桜華忠臣」。本記事では、基本となる立ち回り方やデッキの組み方、HSへの対処法などをまとめて紹介していく。
8月27日のバランス調整内容
- ステータスの攻撃倍率が1.30倍から1.35倍にアップ
- 通常攻撃の一撃目の速度が約27%アップ
桜華忠臣の基本ステータス
- 攻撃倍率:1.35
- 防御倍率:0.80
- 体力倍率:1.05
- 移動速度:ヴィオレッタとだいたい同じ速度
- 得意カード:【近】
ヒーローアクション(長押し):突進タメ攻撃
タメ時間が長いのが難点だが、射程距離が長く、通常よりも速く一直線に移動できる高性能なタメ攻撃。
ほとんどのマップにおいて、タメ攻撃1回でスタート地点からA(E)地点目前まで移動でき、短距離ならばスプリンターをも凌駕するスピードで移動できる。
タメ時間は約2秒。攻撃範囲ギリギリの攻撃以外は3ヒット以上し、相手を思い切り後退させながらダウンさせる。もちろん、カードキャンセル効果もある
コツとしては、忠臣のHAは外した際のスキがかなり大きいので、自由な状態の相手を狙うのではなく、ポータルを制圧、転倒・スタンしている所を狙うこと。
そうすることで、HAを外してしまう可能性を最小限にすることができる。
また、敵をHAで壁に押し当てることができれば多重ヒットし、体力の低いガンナーはそれだけでキルすることもできる。極めればすごく強力なアクションだ。
ヒーロースキル:グリード拘束呪式解放
前方の超広範囲に大きな手を飛ばし、即死級の一撃を与えるヒーロースキル(以下、HS)。
その攻撃範囲は視認できないほど広く、ほぼマップの一直線上にいるすべての敵を一掃できる。
カウンターとして使うことも非常に有用で、敵のHSの無敵時間が切れるところを狙って打てば確定で相手をキルできるので、余裕があれば狙いたい。
攻撃方向はアイコンを上フリックした指を離さないまま、操作エリア外で左右にスライドすることで調整できる。その間は棒立ちになるので、攻撃されないように注意しよう
「ちゅら島リゾート」とも相性がよく、ポータルキーをなぞるように放つだけで、キルが取れなくても大きなけん制になる。
アビリティ:無眼の魔力
【近】カード発動時に約1.2倍の倍率ボーナスがつき、さらにクールダウンタイムを約20%早めるアビリティ。
【近】カードはもともとのクールダウン時間も短めのため、カードの再使用待ちになりにくく、忠臣自身の耐久力も高いので前線で戦い続けやすい。
例えば、「操宴軍馬 ベディーネン・パンツァー」だと、通常だと18秒かかるはずのクールダウンタイムが14秒ほどになった。「悪徳警官 トミー」は20.4秒、「荒れ狂う天空王 ぶれいずどらごん」は18.8秒まで短縮された
基本的な立ち回り
8月27日のバランス調整により、通常攻撃の一撃目の出が早くなり、今までメインだった【近】カードでの攻撃に加えて、通常攻撃もバトルで活かしやすくなっている。
状況によっては間に合わない場合もあるが、【近】カードで打ち上げた相手が空中で回復カードを使った際、着地して回復カードを使われる前に通常攻撃を1発当てることが可能となった。周りの状況にもよるが、あと少しで倒せそうなときは、落下地点で追撃を狙ってみよう
以前と比べると、通常攻撃でライフを削り、「機航師弾 フルーク・ツォイク」のような【近】カードを当ててキルまでもっていくこともしやすくなった印象だ。
調整前は、通常攻撃でライフを削ることが困難だったが、調整後はかなり削りやすくなっている。また、攻撃倍率も上がっているため、ライフを減らしたところにフルークを当てれば、一撃で倒しやすい
もちろん、キルをするゲームではないので、【近】攻撃を当てて倒しきれなければ、ポータルキー制圧を狙っていこう。ポータルキー防衛にも大いに役立つため、デッキには【近】カードを1枚は入れておきたいところ。
さらに、調整前だとすれ違う際に通常攻撃をしても当たらない敵ヒーローが多かったが、調整後はほとんどの敵ヒーローに当てられるようになっている。
敵ヒーローの移動速度にもよるが、以前よりも通常攻撃を格段に当てやすくなっている
基本1:スタートと同時に突進!高速移動でいち早く最前線へ
ステージにもよるが、突進攻撃をうまく使えばかなりのスピードで前線へと到着できる忠臣。
特にスタート地点は必ず高台になっていることもあって、開幕の突進タメ攻撃による移動距離はかなり長くなる。
逆に、坂道ではあまり移動できないので注意。場面に応じた使い分けが必要だ
スキルゲージがたまる速度も平均以上なので、そこまで意識せずとも終盤にはHSが使えるようになる。
バトル序盤から積極的に前線へと繰り出して、ポータルキー制圧とキル量産を狙っていこう。
チーム編成にもよるが、基本的にはスタート地点から2番目のポータルであるB(D)を制圧することが多い。C地点の状況を見て援軍に向かうか、エリアを拡張しながら判断しよう
ステージの狭い「けっこいスターパーク」では、スタート地点から突進タメ攻撃1回でC地点付近まで移動できる。素早い動きでスプリンターをけん制しよう
確実にスタートダッシュを決める方法
バトル開始直後は、ほんのわずかなスピードの差が、最初のポータルキー制圧の成否に関わってくる。
実は、ヒーローの操作自体は開始前に先行して受け付けているので、開始前に操作エリアを長押ししておくだけで、最速の突進タメ攻撃ができる。
「~チームの皆さん、準備はよろしいですか?」という声が聞こえたら、あらかじめ操作エリアになりそうなところを指で長押しし始めておこう。指をスライドさせれば、通常移動を予約しておくこともできる
基本2:打ち上げからの突進攻撃で多段コンボ!
【近】カードの中でも、敵を打ち上げるタイプのものを使用後に突進タメ攻撃すると、ほぼ確実にコンボがつながり、相手に休む暇なくダメージを与え続けられる。
打ち上げ中に相手が使ったカードをカードキャンセルできることもあり、非常に簡単に出せる強力なコンボになるので、確実にできるようになっておきたい。
忠臣の打ち上げ攻撃は、かなりの距離を吹っ飛ばせる。突進攻撃が壁際になると、攻撃がさらに多段ヒットし、一気に相手に即死級のダメージを負わせられるはずだ
ただ、このコンボは1対1の時にこそ使える技。タメ攻撃準備中は無防備になるので、集団戦中に狙うのは基本的にNGだ。
HSは壁を貫通!予想外な角度から敵全滅を狙おう
忠臣のHSは、壁などの障害物をものともせず、一発逆転まで狙える強力技。
上位ランクにもなると警戒されてほとんどキルできないが、それでも強い。
「東西たかさん広場」や「立体交差のある景色」、「グレートウォール」では、相手が予想だにしない場所からもキルを狙えるので、さまざまな場所からHSを使ってみよう。
例えば、「東西たかさん広場」ではこの距離から壁越しにゲージをためているルチアーノを強襲できる
ランクが上がって避けられることが多くなってきたら、C地点のある通路を覆いつくすように使うのがおすすめ。
撃破できないにしろ、「全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK」やHSを使用しない限りは、その場から敵を一時的に離れさせることができる。C地点防衛と奪取に役立てよう。
また、味方に強力なHSを持つキャラがいる際は、先に忠臣のHSを使うことによって、相手に「全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK」などのカードを消費させたところに、味方のHSで畳みかけて逆転を狙うといった、協力プレイも可能だ。
ランクFから使えるおすすめデッキ
- 祭りのお供!手持ち花火(前方に火属性小ダメージ攻撃)
- ドリーム☆ステッキ(前方に木属性小ダメージ攻撃)
- 警備ロボ Guardoll-4711(10秒間被ダメージを40%減らす)
- 連合宇宙軍 ステルス迷彩(ライフ100%回復でスタート位置に戻る)
アタッカーの基本ともいえるデッキ構成。
警備ロボでダメージカットとふっとび対策をしながら、【近】カードと突進のコンボでキルを稼ごう。
回復には、比較的リカバリーが早いのでステルス迷彩を採用しているが、実戦では前線をキープしながら回復できるカードのほうが向いている。
ランクE到達で開放される「聖女の守り手 黒猫リリィ」や「魂を司る聖天使 ガブリエル」が手に入ったら、すぐに入れ替えたい。
ランクB到達で、ガードが手放せない現環境で大活躍する【破】カードが入手可能になる。忠臣との相性はバツグンなので、ぜひ入手して搭載しよう
迷ったときのカードの選び方
忠臣は、瞬間的な火力の高さとやられにくい体力倍率が持ち味。
同じようなカードで迷ったら、カードの攻撃値か体力値の高いカードを選んでいこう。
はじめから入手可能な「究極系ノーガード戦法」は、高いダメージカット率を誇るだけでなく、体力値も非常に高い。ゲットしたら、序盤のデッキ入りはほぼ確実なカードだ
上位ランカーデッキ紹介
まずは今までの忠臣のテンプレとも言える、フルカノ型を紹介する。
フルカノ型
デッキ構成例
- 【近】:機甲師団 フルーク・ツォイク(ランクD到達で解放)
- 【破】&【近】:反導砲 カノーネ・ファイエル(ランクB到達で解放)
- 【防】カード
- 【癒】カード
敵のガード展開の有無に関わらず、アビリティを活かした超高火力の【近】カード攻撃を叩きこめるデッキ。
クールダウン時間も短いため、非常に戦いやすい。
忠臣の強みを存分に出していけるこのデッキを使えば、キルも取りやすくなる。
下位互換となるカードが多くあるため、初心者でもデッキ再現しやすいのもうれしいポイント。ランクBに到達できれば、同じようなデッキを作れる
【癒】カードと【防】カードは、好みとカードの入手状況で変わってくる。
発動速度の関係で、発動「短」の【防】カードを採用するよりも、入手難易度が比較的低い「帝皇機神 ケーニヒ・イェーガー(ランクB到達で解放)」を入れると遠距離攻撃や近距離攻撃に即座に対応しやすく、倒されにくくなる。
【癒】カードのなかでは、回復しながら動くことができ、敵との距離を詰めやすい持続回復カードである「祭りの真打ち!打ち上げ花火(ランクD到達で解放)」、「神技官 アンジュ・ソレイユ(ランクS1到達で解放)」。
そして、短いクールダウンタイムで回復することができ、持続回復と違い即座に回復できて敵に押し切られにくい「魂を司る聖天使 ガブリエル(ランクE到達で解放)」がおすすめ。
加速型
デッキ構成例
- 【近】:機甲師団 フルーク・ツォイク(ランクD到達で解放)
- 【防】カード
- 【癒】カード
- 【強】:ぶじゅつかの超速加速(はじめから入手可能)
カノーネを抜き、かわりにぶじゅつかを入れることで、相手の攻撃を楽に避けることができ、このデッキ唯一の攻撃カードであるフルークを当てやすくなる。
このデッキの目的としては、キルよりも敵を飛ばしてポータルを制圧すること。
また、【防】カードを抜いて加速だけで攻撃を避けるデッキもある。ただ、敵が遠距離カードを持っていると不利になるので、デッキレベルが高くないかぎりはおすすめできない編成だ
万能型
デッキ構成例
- 【近】:機甲師団 フルーク・ツォイク(ランクD到達で解放)
- 【弱】:ドリーム☆マジカルスクエア(ランクS1到達で解放)
- 【防】カード
- 【癒】カード
こちらは、8月27日のバランス調整により、一撃目が早くなった通常攻撃を活かして戦うデッキ。
「ドリーム☆マジカルスクエア」で敵の動作速度を遅くし、通常攻撃を数発当て、「機航師弾 フルーク・ツォイク」でトドメをさすといった、タイマンにより特化した立ち回りを行うことが可能。
さらに、移動スピードが速く、アタッカーでは捉えるのが難しいスプリンターに、マジスクを使えばフルークを当てやすくなるため、ポータルキーの制圧・防衛もできる。テクニックが必要だが使いこなせば強いデッキだ。
忠臣に選ばれやすいカード比較(レベル20時)
攻撃カード
カード名 | タイプ | 攻撃値 | 体力値 | クールダウン(秒) |
---|---|---|---|---|
機甲師団 フルーク・ツォイク | 近 | 132 | 864 | 15.6 |
楽団員 サンバール | 近 | 105 | 873 | 14 |
一撃必殺 ブラストアッパー | 近 | 87 | 699 | 14 |
操宴軍馬 ベディーネン・パンツァー | 近 | 70 | 1,048 | 14 |
反導砲 カノーネ・ファイエル | 破&近 | 128 | 853 | 18.8 |
バルログ(※) | 破&近 | 114 | 742 | 15.6 |
死献薬 シュタルク・トート | 破&近 | 70 | 1,049 | 14 |
※【近】カードはアビリティ効果でクールダウンが短縮されている
回復カード
カード名 | タイプ | 攻撃値 | 体力値 | クールダウン(秒) |
---|---|---|---|---|
ギアメーカー(※) | 割合 | 137 | 895 | 30 |
聖女の守り手 黒猫リリィ | 割合 | 117 | 762 | 25 |
楽団員 アルプ | 割合 | 108 | 897 | 25 |
魂の司る聖天使 ガブリエル | 割合 | 99 | 1,190 | 30 |
祭りの真打ち!打ち上げ花火 | 持続 | 102 | 813 | 35 |
神技官 アンジュ・ソレイユ | 持続 | 95 | 1,452 | 40 |
祭りの華!だんじりガール | 持続 | 84 | 843 | 30 |
-蒼王宮- 翠光騎士 リョーフキー | 持続 | 84 | 1,289 | 30 |
【防】カード
カード名 | 発動時間 | 攻撃値 | 体力値 | クールダウン(秒) |
---|---|---|---|---|
全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK | 短 | 145 | 949 | 30 |
楽団姫 ディーバ | 無 | 134 | 1,117 | 26 |
帝皇機神 ケーニヒ・イェーガー | 無 | 97 | 1,161 | 28 |
究極系ノーガード戦法 | 短 | 82 | 1,256 | 32 |
ジャック・オー(※) | 無 | 78 | 1,174 | 28 |
※コラボ限定カード
HSへの対処法
前述のとおり、忠臣のHSは当たれば強力だが、かわすことは難しくない。
HS発動のカットインを確認したら、ミニマップを頼りに忠臣の攻撃方向を確認して、その後ろや大きく横に移動してやり過ごそう。
カットインから手が飛んでくるまでの時間は、およそ6秒。どんなに離れていても、シルエットで忠臣の場所と方向は確認可能なので、交戦中でなければすぐに退避しよう
一時的にポータルキーが無防備になるかもしれないが、キルされてしまっては元も子もない。
どうしても避けきれない場合は、HS発動時の無敵状態を利用することも考えよう。
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