『#コンパス』のヒーローで、最長の攻撃射程を持つガンナーの「リリカ」。高いサポート能力と防衛力が特長のヒーローだ。本記事では、基本となる立ち回り方やデッキの組み方、小技などをまとめて紹介していく。
リリカの基本ステータス
- 攻撃倍率:1.15(13位)
- 防御倍率:0.65(17位)
- 体力倍率:0.75(18位)
- 移動速度:9位(乃保&グスタフとだいたい同じ速度)
- カード使用速度:やや遅い
※アタリからアダムまでの21ヒーロー中の順位
ヒーローアクション(長押し):タメ攻撃/ドリーム☆バキューン
通常攻撃より若干射程の長い高威力攻撃(攻撃力×約1.8-相手の防御力=ダメ―ジ)。
タメ時間も0.7秒と短く、使い勝手のいいヒーローアクション(以下、HA)だ。
ヒットさせると相手をノックバックさせることができ、カードキャンセルも狙える。しかし、通常攻撃では攻撃可能な高低差でも、当たらない場合がある点に注意
ヒーロースキル:チアアップ
自身を含む味方全員の攻撃力と防御力を、14秒間2倍に強化するヒーロースキル(以下、HS)。
発動モーションの途中で強化が入ってしまうため、リリカ自体は実質12秒ほどしか強化されないが、それでも劣勢を覆せるほど強力なHSだ。
ヒーローがハートをまとっていたら、強化されている証拠。一気に攻め込んで、キルとポータルキーの制圧を狙おう
アビリティ:わたしのために がんばって
リリカが防衛中のポータルエリア内にいる味方全員の攻撃力を1.4倍にするアビリティ。
効果対象に自身も含まれているため、すでに防衛したエリア内で交戦するだけでかなり有利に戦える。
複数人のリリカによるアビリティの重ね掛けはできないが、非常に強力なことに変わりはない。
敵リリカの守るポータルキーに攻め込む場合は、被ダメージに要注意だ。
基本的な立ち回り方
リリカは誰よりも広い範囲に繰り出せる通常攻撃と、高いサポート性能が最大の特長。
ルチアーノなどの他のガンナーと比べると、攻撃倍率も低く通常攻撃スピードでも劣るが、他のヒーローとはひと味違った立ち回りができる。
基本1:単体行動は危険!スキルゲージをためながらエリアを最大拡張
チーム編成によるが、比較的足の速いリリカは、スタートから2番目に近いB(D)地点を制圧することになるケースが多い。
エリア拡張を進めつつ、前線の敵にスキが見えたらどんどん攻撃していこう。
B(D)地点とC地点が近い「でらクランクストリート」や「東西たかさん広場」は、リリカにとって非常に戦いやすいステージ。遠距離から一方的に攻撃して、エリア拡張しながらC地点制圧をサポートできる
また、リリカは非常にやられやすいので、基本的に単独行動はNG。味方の行動をよく見て、集団行動を心がけたい。
タンクやアタッカーに後ろからついていくように行動すると、活躍しやすい。全ヒーロー中最大の射程を活かして、一方的にダメージを加えていこう
また、不利な局面でHSを使えると勝ちやすくなる。中盤に差し掛かる前にゲージをためきっておけるのが理想だ。
基本2:段差を使ってキル量産!地の利を活かそう
射程距離の長いリリカは、かなり高い位置からでも敵を攻撃できる。
「グレートウォール」や「けっこいスターパーク」、「光と闇のライブステージ」、「ちゅら島リゾート」で段差上から攻撃すれば、比較的安全にダメージを与えていける。
特に、グレートウォールでC地点を制圧できたときの防衛力は圧巻。ほかのガンナーでは届かない敵にも次々に攻撃していける
安全……といっても、段差上でも攻撃カードや一部ヒーローのHAはやりすごせない。
特に、相手チームにまといやアダム、マルコスやマリアがいる場合は、棒立ちしないように注意。HAで狙撃、奇襲されると、あっという間にやられてしまうことも。
相手ガンナーの通常攻撃にも気をつけよう。角度によっては下段から反撃される
属性変更をフル活用!
通常攻撃によるダメージは、「属性変更」や「弱点ヒット」させることで大きく変わってくる。
「属性が変更されました」の表示が出ている間は、相手の属性に関わらずダメージがアップするので、スキがあればどんどんカードを下フリックしながら攻撃していこう。
属性変更中は、カードを使用できなくなるので周りに注意。アビリティなどもうまく使ってさらに攻撃力を上げ、どんどんキルを稼ごう
味方にマルコスがいる場合:いっしょに行動して即覚醒させよう!
マルコスには、リリカの近く(およそ攻撃範囲内)にいるだけでスキルゲージがたまっていくアビリティを持っている。
エリア滞在&拡張のゲージ上昇と組み合わせると驚異的な速さでマルコスが強くなっていくので、序盤は2人セットで行動するようにすると、それだけで勝ちやすくなる。
また、この効果は敵マルコスにもある。近づかれると不利なので、極力交戦しないようにするのがベストだ。
HSのタイミングに要注意! 味方の行動を見極めよう
リリカのHSは、チーム全員でフル活用することで真価を発揮する。
味方がやられてしまっているときやピンチ時のときに使っても、その絶大な効果を活かすことはできない。
よくミニマップを見て、味方2人がその効果を最大限に活かせそうなタイミングを見計らって発動させよう。
ちょうどチーム同士がぶつかる前などがおすすめの発動タイミング。効果が発揮されるまでには時間がかかるので、少し早めに発動させよう
HS発動のおすすめタイミング例
- 味方2人が生存していて交戦間近のとき
- 味方のまとい、マリアのHSが発動可能な状態のとき
- 味方のアタリがHS発動中のとき
- 敵リリカがHSを発動したとき(効果相殺)
- 敵ルチアーノなどのHS回避に
ランクFから使えるおすすめデッキ
- 武器商人 エンフィールド(自分の攻撃力を12秒間中アップ)
- ドリーム☆ミーティア(25秒間 自分の移動速度を中アップ)
- 警備ロボ Guardoll-4711(10秒間被ダメージを40%減らす)
- 連合宇宙軍 ステルス迷彩(ライフ100%回復でスタート位置に戻る)
エンフィールドで通常攻撃の火力をアップさせつつ、ミーティアと警備ロボで近づいてくる敵に対処していくデッキ。
ミーティアがあれば、戦線復帰スピードが高まって相手と距離もとりやすく、相手チームによっては開幕のC地点制圧まで狙いやすくなる。
ランクE到達で開放される「聖女の守り手 黒猫リリィ」は攻撃値が高く、リリカと非常に相性のいい回復カード。ゲットしたらステルス迷彩と入れ替えて使い、優先して強化を進めていこう
ランクCに到達すると、HSと同じく味方全員の攻撃力や防御力を強化できるカードも入手できるようになる。
味方とともに行動することが基本となるリリカと相性がいいので、試しに使ってみてほしい。
迷ったときのカードの選び方
ガードブレイク攻撃の登場により危険度は増したが、耐久力のないリリカにダメージカット率の高い【防】カードは必須級のカードとなる。
残りの枠は、【強】カードや【癒】カード、攻撃系カードで埋めていこう。
ステータスで重視したいのは、攻撃力。
通常攻撃のスピードこそ遅いものの、一方的に攻撃できる局面が多いので、迷ったら攻撃力の高い方を優先採用していきたい。
上位ランカーデッキ紹介
10月シーズン後、ランクS5以上のリリカ使い61人のデッキ構成を調査。
ほとんどのデッキに採用されているのが、入手が容易なうえ、持ち味の通常攻撃を活かしてくれる「ひめたる力の覚醒」だ。
ダメージカット率の高い【防】カードさえあれば、あとはほとんどSRカードでも一線級のデッキを組めるのが、リリカの人気が高い要因なのかもしれない。
基本型
デッキ構成例
- 【防】:全天首都防壁 Hum-Spere LLIK(ランクS1到達で解放)
- 自由枠
- 【強】:ひめたる力の覚醒(ランクE到達で解放)
- 【癒】:聖女の守り手 リリィ(ランクE到達で解放)
通常攻撃の火力をアップさせる「ひめたる力の覚醒」に、ダメージカット率の高い【防】カードと【癒】カードを1枚ずつ組み込んだデッキ。
残る1枠には、迎撃用のスタン罠や通常攻撃の天敵ともいえるガードに有効な【貫】カードなど、さまざまなカードが採用される。
最後のひと押しには有効な【貫】カードだが、ひめたるはもちろん、アビリティやHSなどでも一切ダメージアップできないので注意。また、いずれの攻撃カードも使用から発動までが他ヒーローに比べると遅いため、回避されやすいことも心得ておこう
通常攻撃特化型
通称ゴリカとも称される、自由枠に「ジャンクヤード・ドック(ギルティギアコラボ限定)」を入れて、さらに通常攻撃の火力を高めたデッキ。
制圧エリア内での火力は、もはや異常ともいえるレベル。中途半端なダメージカット率であれば、ガード越しでもかなりの大ダメージを与えられる。
全天や「楽団姫 ディーバ」を持たないヒーローにはめっぽう強く、コラボ限定とはなるが再現が容易なのも長所だ。
カードレベル20統一でも、攻撃力は悠々と1,000を超える。相手への大きなけん制になること間違いなしだ
ジャンクの代わりにシルブレを入れれば、コラボ限定カードなしでも同じようなデッキが組める。こちらは、味方サポートも狙えるのが特長だ
攻撃強化カードの倍率一覧
カード名 | 攻撃倍率(倍) |
---|---|
ひめたる力の覚醒 | 1.4 |
ジャンクヤード・ドッグ | 1.3 |
武器商人 エンフィールド | 1.3 |
祭りの終わり!満天提灯(※1) | 1.2 |
【オルレアンの乙女】ジャンヌダルク(※2) | 1.1 |
※1:満天提灯は味方全員の攻撃力を強化できる
※2:6月シーズンのランキング報酬カード。味方全員の防御力と移動速度も上昇させる
防御特化型
自由枠にさらに【防】カードを搭載して、耐久力を高めたデッキ。
殴り合いに打ち勝ちやすく、拠点防衛を務めやすくなるのがメリットだ。
ガード展開すると誘いやすい【破】カードは、いずれも近距離攻撃。相手が距離をつめてきたら、間合いをしっかりととってやり過ごそう。
加速型
初音ミクコラボ限定の全体加速カードを使って味方全員をスピードアップさせることで、序盤を有利に展開しやすく、中・終盤のチーム全体の復帰力も高められるデッキ。
回復カードも全体回復にすれば、味方サポートに特化した、他のヒーローではなかなかできない役回りが可能になる。
自由枠で選ばれやすいカードと攻撃値(人気順)
カード名 | タイプ | 攻撃値(レベル20) |
---|---|---|
忘愛の長女 アレクサンドラ | 止&罠 | 145 |
ドリーム☆マジカルスクエア | 弱 | 134 |
【空駆ける歌姫】初音 ミク(※) | 全&強 | 137 |
迅雷の科学者 アバカン | 止&遠 | 142 |
オールレンジアタック | 貫&周 | 131 |
祭りの粋!オトコの手筒花火 | 閃 | 145 |
連合宇宙軍 シールドブレイカー | 全&弱 | 128 |
祭り開始!どでかい和太鼓 | 黙&周 | 132 |
聖女の後衛 銃士レオン | 貫&遠 | 126 |
反導砲 カノーネ・ファイエル | 破&近 | 128 |
機甲師団 フルーク・ツォイク | 近 | 132 |
※初音ミクコラボ限定カード
上位で使われているのは、いずれも攻撃値が高いカード。攻撃カードはどの種類も発動までのスキが大きいため、当てるには工夫が必要だ。
小ネタ:HSや罠で爆発的な攻撃力を維持!?
リリカのHSによる攻撃力の上昇効果は、地面に設置する罠カードやまといのHSの威力にも反映され、バフ効果を効果時間外まで持ち越せることが検証によって明らかになっている。
リリカのHSの効果中にまといのHSなどを発動しておけば、バフ効果が持ち越され、夢のような火力を一時的ではあるが維持できる。ぜひ組み合わせて使ってみてほしい。
リリカのHS効果中に、まといのHSを発動すればOK。まとい→リリカの順でHSを発動させても効果は乗らないので注意が必要だ
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