『#コンパス』で、2019年2月7日から17日にかけて開催された2月シーズンアリーナ"蒼き邂逅"。本記事では、実際にシーズン中プレイしていて目立ったヒーローやカード、環境変化について振り返りながら紹介していく。
実装後初となるシーズンでソーンが大暴れ!?
新ヒーロー「ソーン」の兄であるアダムのシーズン「蒼き邂逅」。アダム単独でのシーズンは、今回が初となる。
シーズン報酬カードは、狂zipさん描き下ろしの「【蒼王騎士団長】アダム=ユーリエフ」。氷剣をかっこよく構えている姿が印象的
スキル効果は、ステージ上にスノーマンを召喚し、周りは雪景色にするというもの。スノーマンがなんともかわいらしい
さらに、前回のサーティーンシーズンに引き続き、アダムにもシーズン限定コスチュームが登場!
「コンサート」フォームの色違い。元は白を基調としたコスチュームだったが、それが一転、漆黒の姿へと変えている。黒髪アダムも最高にクールだ
新登場したソーンきゅんが大活躍!
2019年最初に追加となったヒーロー「ソーン=ユーリエフ」。
2月シーズンは、そんなソーンが猛威を振るっていたのが印象的だ。
ソーンは、リリカと同じ最長射程を誇るガンナー
ソーンには強い要素がいくつもあり、シーズン中に使うプレイヤーが多く見られた。
その強い要素をいくつか紹介していく。
HAの小回りがきく
ソーンのヒーローアクション(HA)には、アダムのような氷柱を地面から出し、敵を宙に浮かせて転ばせる効果がある。
通常攻撃の射程と同じ範囲ではあるが、アダムよりも短いスパンで繰り出せるのが特徴
ソーンは、全体的に見ても、移動速度は決して速いとはいえず、耐久力も非常に低いのがデメリット。
ソーンは、防御力はガンナーで最も高い代わりに、体力が最低倍率のコクリコに次いで低い。射程の長さや通常攻撃の強さは魅力だが、敵に近づかれると一瞬で倒されてしまうことも少なくない
それらの欠点を補える役割となるのが、迎撃性能の高いHAだ。
こちらへ向かってくる敵の位置を予測してHA。打ち上がっている敵に通常攻撃で追撃し、一方的にダメージを与えることができる
さらに、HA後のスキが少ないため、外してしまってもさほどリスクが大きくないのが強み。逃げられないと感じたらHAを使い、形勢逆転を狙おう。
防衛と逆転の両面に有効なHS
ソーンのヒーロースキル(HS)は、効果時間中に自身の足元の周囲を氷の床へと変える効果がある。
そのエリア内に敵が足を踏み入れると、凍結状態になり、1ダメージでも受けると即死する。
そのため、敵は展開された氷の床より先には、入れなくなるのだ。
主に有効なのがC地点周辺。エリアをぐるっと囲むことで、一時的に敵が侵入不可の状況をつくれる。もし、HS直後に対処されたとしても、氷の床は少しの間残るので、エリアに入りづらくでき、キー防衛につながりやすい
C地点周辺でのHS発動は、逆転したいときにも有効。
同じくC地点に入れないように封鎖している間に、味方にポータルキーを制圧してもらおう。
ソーンやドルケストル対策として「貫通攻撃」と「おかあさん」が流行
「楽団長 ドルケストル」をはじめとする防御力アップカードの使用率が、上方修正により今までより上昇傾向に。
さらに、シーズン中多く見られ、強さが目立ったソーンの低体力という弱点をつくため、防御力を無視する貫通攻撃や防御力を下げられる「おかあさん だーいすき」などが流行した。
特にイスタカのHAであるマピヤによる攻撃は、敵におかあさんを使うことで、イスタカ自身が攻撃せずとも致命的なダメージを与えられる。ソーンに対して相性バツグンだ
貫通攻撃カード
敵の防御力に関係なくダメージを与えられるので、ソーンのように防御力が高く、体力の低いヒーローにとって、絶対に受けたくない攻撃だ。
特に遠距離の貫通攻撃カードは、ソーンのような体力の低い敵なら一発で倒せることもあるので、ソーン対策に最適。
ソルやカイなどの遠距離攻撃が得意で、攻撃力の高いアタッカーに相性がよく、シーズン中に使っている姿が多く見受けられた。ソーンがまともに受けるとひとたまりもない
おかあさん だーいすき
前方にいる敵の防御力を15秒間ゼロにするカード。
どんなに防御力が高くてもゼロにできるため、防御力の高い敵に対して非常に有効だ。
クールタイムが22秒と短いにも関わらず、効果時間は15秒と凄まじい回転率も強さの1つ
他に、今シーズン流行した「楽団長 ドルケストル」をはじめとした防御力アップカードにも有効だ。
ドルケストルは、8秒間自らの防御力を10倍にする効果がある。
効果時間の長さが魅力だが、おかあさんにはめっぽう弱い。
ドルケストルで防御力を上げても、おかあさんによってゼロにされ、実質打ち消されている状態に
さらに、おかあさんの効果で防御力がゼロになっている間は、「0(おかあさん中の防御力)×10(ドルケストル)=0(防御力)」となるため、ドルケストルを使っても意味がない。
先出しでも後出しでも、おかあさんに対しては不利になってしまうのだ。
敵がドルケストルを使わなくとも、クールタイムが短いので、どの敵でも気軽に使うことができるのが、おかあさんの特長だ。
流行したヒーロー対策が重視されたシーズン
今までのシーズン以上に、流行したヒーローを意識して、ヒーローを選んだり、デッキを変えたりしたプレイヤーが目立ったシーズンとなった2月シーズン。
今回流行したソーンは、ステータスが尖っており、貫通攻撃カードを入れるなど、対策が明確だったため、ソーンを意識したスタイルとなったプレイヤー・ヒーローが多かっただろう。
バランス調整や、新ヒーローの登場などにより、刻々と変わるバトル環境。柔軟に対応していって、これからのシーズンでもより高い順位を目指して、楽しんでいこう!
本格実装のタイミングは発表されていないものの、すでに2月シーズン後にソーンのモチーフカード5枚が新たに先行登場している。今後のシーズンでは、今まで上位ランク以外でなかなかお目にかかれなかった周囲【破】カードを見かける機会も増えてくるだろう
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