『#コンパス』の『ダンガンロンパ1・2 Reload』コラボ限定ヒーローとして登場するのは、マスコットキャラクターの「モノクマ」! ヒーローアクションで展開できる"デバフ空間"が非常に強力で、原作の"おしおき"を忠実に再現した攻撃モーションにも注目だ。本記事では、先行プレイからわかった基本性能などをまとめて紹介していく。
攻撃寄りイェーガーも登場!コラボカードも高性能ぞろい!!
『ダンガンロンパ』コラボでは、コラボ限定カードとオリジナルヒーローのコスチュームも登場する。
コラボカードは全部で6種類。大注目の新スキル【周】ガードブレイクに加え、「-蒼王宮-氷冠女王イデア=N=ユランブルク」の属性違いカードなど、優秀なカードも収録されている。
発表時から話題となっている【破】&【周】カードは、SR、URにそれぞれ1枚ずつ登場。UR「【超高校級の幸運】 狛枝 凪斗」は、攻撃・体力寄りでステータス面でも採用しやすいカードとなっている。発動時間も「無」だが、クールダウンが34秒と長いのが難しいところ
イデアの初となる属性違いカードが「【超高校級の希望】 苗木 誠」。こちらは体力寄りとなっており、「Voidoll」などに採用する際に使われることになりそうだ
個人的に最も注目したいのが、SR「江ノ島 盾子」。「帝皇機神ケーニヒ・イェーガー」の属性違いカードとなっているが、注目したいのがそのステータスだ。
ステータスはなんと攻撃寄り!木属性なのが難しいところではあるが、今後多くのアタッカーなどで欠かせないカードとなるだろう
レアリティSRなので、コラボガチャを回せば数枚はカンタンに手に入るはず。バトルアリーナで採用できるよう、限界突破を狙うかが迷いどころだ。
残り2枚は、通常排出では手に入らない全体持続回復URカード(攻撃寄り)と「祭り行列!山車燈籠」の属性違いとなる【引】&【遠】SRカード(防御寄り)。上記4枚と比べると、出番は少なそうだ
コラボガチャを一定回数回すと入手できるのが、コラボヒーロー「モノクマ」と下記オリジナルヒーロー5人の限定コスチュームが入手できる「ダンガンロンパ チケット」。
まだコスチューム数の少ないメグメグとアダム使いには、特にうれしいコラボとなっている!
限定コスチューム収録ヒーローとコラボキャラクター
- マルコス’55:狛枝凪斗
- Voidoll:モノミ
- ニコラ テスラ:不二咲千尋
- アダム=ユーリエフ:十神白夜
- メグメグ:江ノ島盾子
マルコスは、よく見ると武器も変わっている。テスラはレアなスカート姿に!
モノクマの基本ステータス
- 攻撃倍率:1.20
- 防御倍率:1.45
- 体力倍率:0.90
- 移動速度:ヴィオレッタ、カイとほぼ同じスピード
- 得意攻撃カード:【遠】
- テーマ曲:DANGANRONPA/『ダンガンロンパ』シリーズより
- イラスト:小松崎類
- 声優:TARAKO
ヒーローアクション(長押し):デバフ空間展開
モノクマの欠かせない武器となるのが、操作エリアを長押しすることで展開できる「デバフ空間」。
空間内にいる敵ヒーローの攻撃力、防御力、移動速度を下げることができ、モノクマや味方ヒーローが非常に戦いやすい状態を作れる。
展開エリアは長押しするほど拡大していき、長押し開始から2.5秒ほどで最大面積となる。ポータルのエリア拡張時同様、最大拡張時に円周が光るのがサインだ
ヴィオレッタのデバフ版ヒーローアクション(以下、HA)……かと思いきや、展開したエリアはHAしていなくても、展開され続ける。
つまり、エリア展開しながら、空間内で自由に戦えてしまうのだ!
くわしい倍率については実装後に検証するが、高い防御倍率も相まって、空間内の敵からのダメージは大幅に抑えられる。特に、連続攻撃補正のかかる乃保やマリアといったアタッカーの攻撃には強いだろう
展開したエリアは、エリア外にモノクマが出ることで消滅する。敵モノクマがやっかいな場合は吹き飛ばして、まずはエリアから離してしまうのがいいだろう。
タンクながら体力倍率は低いので、デバフ空間なしだとすぐにライフが底を尽きる
また、いくら攻撃力を下げたところで影響のない【貫】攻撃や範囲外から攻撃できる長射程ガンナーには非常に弱い
モノクマの離れた空間は、すぐに消えるのではなく余韻のように残る。相手にとってモノクマの守るポータルは、非常に取り返しにくい拠点となることは間違いないだろう
ヒーロースキル:超高校級の絶望的宇宙旅行
攻撃範囲内で最も近くにいる敵1人を捕らえて、絶望的おしおき(確定キル)するヒーロースキル(以下、HS)。
ルチアーノのHSと似たような性能になっており、たまっていれば終盤に重宝する大技だ。
攻撃範囲は扇状に広がっており、発動から約2.3秒後に範囲内の敵に鎖を投げて拘束する(正確な範囲は実装後に検証する)
鎖がヒットした敵はロケットへと閉じ込められ、空中へと打ち上げられて花火のようにロケットごと爆発する。若干原作とは異なるおしおき方法だが、ロケットのデザインや演出の再現度高さも見どころ!
アビリティ:暴力は校則違反だよ
死亡時に敵を追尾するミニモノクマを生成し、一定時間後爆発して周囲の敵に大ダメージを与えて大きく吹き飛ばすアビリティ。
乃保のアビリティを、そのまま強化したような性能だ(ダメージ倍率・爆発までの時間などは実装後検証)。
死亡した瞬間、足をバタつかせて動きはじめるミニモノクマ。立ち止まると、乃保のチェーンソウのように爆発範囲を表示したあと、範囲内にいる敵を大きく吹き飛ばす
先行プレイから考える基本的な立ち回り方
モノクマは、HAで展開できるデバフ空間内で本領発揮するタンク。攻撃倍率が低くないため、工夫すれば相手の返り討ちまで狙える。
最前線のポータルを死守しつつ、近寄る敵を迎撃してチームに貢献していこう!
最前線へと一直線!先にエリア展開して相手を迎え撃とう
タンクの役割は、勝敗に直結するポータルキーを死守すること。
最速でほとんどのステージの中間にある「C地点」へと向かい、相手チームより先に制圧したいところだが、モノクマは足が遅い。
移動スピードは、同じタンクのヴィオレッタやアタッカーでも足の遅い部類であるカイ(※)と同じ程度。歩いて向かうだけでは、高確率で相手に先にC地点制圧されてしまうだろう
※『ギルティギア』コラボ限定ヒーロー
そこで、移動系の【強】カードや瞬時にポータルキーへとワープできる「どこにでもいけるドア」をデッキに組み込んでみよう。ただ歩いて向かうよりも、ずっと先にポータルを制圧しやすくなるはずだ。
モノクマ以外のタンクでも、ほとんど必須レベルとなっているのが「どこにでもいけるドア」。ただ、モノクマはキルまで狙えるステータス・性能を持っているため、攻撃カードを多く採用したデッキでも活躍できそうだ
一部の移動速度をアップさせるカードは『#コンパス』をはじめた瞬間から入手可能。『ダンガンロンパ』コラボからプレイを開始した人は、入手したらぜひ試してみてほしいカードだ
キーを確保できたら、HAのデバフ空間をキーを中心に展開し、相手が取り返しづらい状態を作り出そう。
苦手とする空間外からの攻撃も、キーをうまく使えばノーダメージでやり過ごせる。基本的には、一度展開した空間から出ないように戦えると活躍しやすいだろう
HSは後回し!最初から最後まで最前線を守り切れ!!
強力なHSは、そのぶん使用可能になるまでの必要時間もジャスティスと同程度と長い(お試しで約28秒)。
ただ、ためるために安全な自陣エリアへと戻っていては、タンクの役割を遂行できない。基本的には最前線に常に居座って、たまりきればラッキー程度に思いつつ戦うのがベターだろう。
攻撃カードとの相性についてはすぐに後述するが、モノクマを空間の外に追いやろうとする相手からスキルゲージを奪うのも手かもしれない
デバフ空間を活かせる!連続ヒットする【遠】・【連】カードがおすすめ!?
回復や回避、防御に特化し、とにかく相手から耐え抜いてポータルキーを守るヒーローが多いタンクだが、モノクマは、グスタフと同様に攻撃倍率が高く、相手をキルしながら拠点を守れる珍しいタンク。
どの攻撃カードも早いとは感じられないものの、平均並みで繰り出せるので、さまざまな攻撃カードを組み込むことができそうだ。
ただ、【連】攻撃については、ほかの攻撃カードと比べると再行動可能までの硬直が長く、相手に攻撃するスキを与えかねないので注意が必要。
攻撃モーションがいずれも「おしおき」を再現したものになっていることに注目!【近】攻撃はソル、【遠】攻撃はきらら、【周】攻撃はアタリ、【連】攻撃はボイドと同じくらいの硬直時間で繰り出せる
しかし、デバフ空間では敵の防御力が大きくダウンしているため、火力的には最大連続10ヒットする【連】カードが最も有効に働く。
また、威力的には落ちてしまうが、繰り出しスピードまで考慮するとおすすめなのが最大5ヒットする【遠】カードだ。
あくまで先行プレイ時の話だが、空間内の相手の防御力は60%ほど落ちていた模様。移動速度も下がっているため、回避されづらく思いのほか【連】カードが機能しやすい印象を受けた
デッキには多くのカードが採用候補として挙がるはず。他のタンクと同様に妨害へと特化させ、HAと合わせてさらに味方の戦いやすい空間を整えるのもアリだろう。
グスタフほどとまではいかないが、通常攻撃も最後のひと押しに使えるぐらいには、テンポよく繰り出せる。タンクだと舐めて近づいてくる相手に、手痛い一発をお見舞いしよう
ランクFから使えるおすすめデッキ【コラボ含むSR以下】
- 【強】:ドリーム☆ミーティア
- 【近】:楽団員 サンバール
- 【防】:江ノ島 盾子
- 【癒】:雨霊の加護 ウィネバ
今回のコラボ限定カードの目玉ともいえる、江ノ島盾子を採用したデッキ。バトル開始と同時にミーティアで移動速度を高めて、C地点の確保を狙おう!
拠点・デバフ空間内に近づく敵は、サンバールで遠ざけたりキルを狙ったりして対処していく。
ウィネバでは、回復量が心もとない。Eランク以降次々と解放される他の回復カードに即刻入れ替えていこう。
運悪く江ノ島盾子が1枚も引けなかった場合は、「警備ロボ Guardoll-4771」で代用しよう。運よく「ぶじゅつかの超速加速」が手に入れられたら、ミーティアと入れ替えたい
ポータルキーへと瞬間移動できる「どこにでもいけるドア」はCランク到達で入手可能となる。優先して手に入れたければ、Cランク到達後にカードガチャを回し始めるのもおすすめ
迷ったときのカードの選び方
飛び抜けて高い防御倍率を誇るモノクマ。さらに、デバフ空間内では相手の攻撃力が下がるため、連続ヒットする攻撃にはめっぽう強い。
気をつけなければならないのが、1ヒットのダメージが大きい【近】攻撃や【周】攻撃。一撃でやられやすく感じたら「体力値」に注目してカードを選んでみよう。
ステータスの特徴を活かせないが、最大体力を上げるのは、耐久力を高めるうえで非常に有効。また、即時と持続、おおまかに2種類のタイプに分かれる回復カードでは、打ち消しスキルが流行る現環境だと即時回復のほうがおすすめといえそうだ
また、タンクながら攻撃倍率が高いので「攻撃値」に注目してカードをチョイスするのもアリ。
実際にバトルを繰り返して、どのステータスを重要視していくかを考えていこう。
上位ランク向けデッキ考察
実装前の先行プレイから考えたデッキ構成を2パターン紹介する。
ドア型
- 【遠】:チーちゃんのウワキオシオキ狙撃
- 【防】:帝皇機神 ケーニヒ・イェーガー
- 【鍵】&【移】:どこにでもいけるドア
- 【癒】:魂を司る聖天使 ガブリエル
タンクの代名詞ともいえるドアを採用したデッキ。敵陣側ポータルやC地点を先に制圧したら、すぐさまデバフ空間を展開して迎撃準備を整えよう。
空間内の防御力の下がった敵や空間外から攻撃してくる低耐久のガンナーは、チーちゃんで攻撃しつつ、ライフも回復。
味方が駆けつけたら通常攻撃も使いつつ、エリア拡張やキルを狙っていこう。
正直、攻撃カードになにを入れるべきかは数戦では決めきれなかったのが本音。近づくと回避しづらい空間を作れることから、カウンター以外ではやり過ごせない【奪】カード「革命の旗」などを搭載し、相手のHS発動を妨害しながら、強力なHS発動を狙ってみるのも面白そうだ
コラボカード搭載型
- 【破】&【周】:【超高校級の幸運】 狛枝 凪斗
- 【連】:学園の王者 生徒会執行部
- 【防】:江ノ島 盾子
- 【癒】:魂を司る聖天使 ガブリエル
コラボカードを積極的に取り入れつつ、グスタフのようなアタッカー寄りのタンクを目指したデッキ。
デバフ空間内に捉えた敵に生徒会や通常攻撃でプレッシャーをかけ、ガード展開したところを狛枝でしとめていく。
ただ、モノクマはグスタフと比べて足が遅いため、実際に使ってみると思いのほか、機能しないことも考えられる。
ぶじゅつかなど、移動【強】カードを入れれば……とも思ったが、【防】カードを抜かないかぎり、攻撃手段が限られてしまうことになる。
メダルでしっかりと「移動速度アップ」を厳選してから試してみたいデッキだ。
コスチュームバリエーション
オリジナル
苗木誠 モノクマ
江ノ島盾子 モノクマ
ルチアーノ モノクマ
マルコス’55 モノクマ
(C) NHN PlayArt Corp.
(C) DWANGO Co., Ltd.
(C) Spike Chunsoft Co., Ltd. All Rights Reserved.
※記事中の写真は開発中のものです。
※ステータス倍率などは先行プレイ時のもので実装時と異なる場合があります。