『#コンパス』の新ヒーローの「ヴィオレッタ ノワール」は、相手のカードスキル発動などを妨害する状態異常「サイレント」を得意とするタンクだ。本記事では、基本となる立ち回り方やデッキの組み方、小技などをまとめて紹介していく。
ヴィオレッタの基本ステータス
- 攻撃倍率:0.95(15位)
- 防御倍率:1.30(4位)
- 体力倍率:1.25(4位)
- 移動速度:13位(忠臣&まといより少し速い)
ヒーローアクション(長押し):周囲サイレント
自身の周りに、ヒーロースキルとカードスキルの発動、属性変更ができなくなるサイレントエリアを展開するヒーローアクション。
展開範囲は、ステージのマス目約3.8マスぶん。
つまり、ミクの通常攻撃範囲より少し広い範囲を覆いつくせるのだ。
エリア展開中はミニマップを確認できず、当然、通常攻撃とカードスキルも使えない。味方のサポートや時間稼ぎを狙いたいときに使っていこう
状態異常「サイレント」の効果
- カードスキルが発動できない
- 属性変更ができない
- ヒーロースキルが発動できない
ヒーロースキル:~狂詩曲~ 白夜百花ラプソディ
味方全員の周りに、HAより広範囲のサイレントエリアを約14秒間(味方)展開するヒーロースキル。
展開範囲は、約4.8マスぶん。HAがガード展開で無効化さえてしまうのに対し、こちらはガードを貫通し、移動&攻撃もし放題!
味方と協力して拠点奪取、防衛したいときや、キルを稼ぎたいときに発動させたいHSだ。
HSの硬直時間があるため、ヴィオレッタ自身がその恩恵を受けられるのは約11.5秒間。終盤のC地点で展開できれば、相手チームの逆転手段をほとんど封じ込める
エリア展開は、ヴィオレッタが鍵盤の2段目に触れた瞬間あたりから始まる。HS発動から約4.7秒後ぐらいからだ
アビリティ:ご声援に 心よりの感謝を
敵味方問わず、周囲にいる人数が増えるほど防御力が高まっていく(最大2.5倍)、脅威的なアビリティ。
その強力すぎる効果の代償か、効果範囲は通常攻撃よりほんの少し広い程度と狭め。
敵として対峙した場合は、極力多人数で近づきすぎないで対処することがコツになってきそうだ。
アタッカーやスプリンターで通常攻撃できるということは、敵ヴィオレッタの防御力がアップしているということになる。通常攻撃だけで削り切るのは難しいだろう
周囲にいる人数と防御力
効果範囲内の人数(人) | 防御力(倍) |
---|---|
0 | 1.00 |
1 | 1.54 |
2 | 1.96 |
3 | 2.26 |
4 | 2.44 |
5 | 2.50 |
※カスタムバトルで検証。小数点第3位以下は切り捨て
基本的な立ち回り方
サイレントエリア展開と、乱戦での堅さが持ち味のヴィオレッタ。拠点防衛時こそ、その特徴をフルに活かせるタンクヒーローだ。
いかに早く3-2以上の状況を作れるかが勝敗に大きく関わるので、スプリンターと協力したり、「どこにでもいけるドア」や移動系の【強】カードを使ったりして、C地点の確保&キープを最優先に立ち回っていきたい。
移動速度は忠臣やまといよりも少し速く、そこまで遅くない。弱点のひとつとなる忠臣とソルのタメ攻撃などは、回避してやり過ごすこともじゅうぶん可能だ
なによりもC地点確保へ!ドアで敵陣側ポータルを狙うのも○
ヴィオレッタは、乱戦でこそ輝くヒーロー。バトル序盤は、常に争いが最も激しくなりやすいC地点の確保を狙いたい。
ドアがない場合、遅くはないものの足が速いとは言えないので、味方スプリンターなどに確保を任せて、自身は2番目の自陣ポータルキー(BまたはD)を最低限拡張した後、C地点の援護へと向かおう。
ドアをもっている場合は、敵のチーム構成に気をつけながら、2番目の敵陣ポータルかC地点に飛び、自身の手で前線を制圧できる。
敵チームの猛攻に耐えきれそうになければ、C地点に飛んだ方が無難。とはいえ、B(D)に飛んで囮になるのもナシではない。基本的に、サイレントエリア&アビリティの範囲外からガツガツ攻撃できるガンナーとは相性が良くないので注意
味方サポートでキル稼ぎ!より有利な展開を作りだせ
序盤でC地点が確保できなかったり、Cが盤石な状態で近くで味方が交戦していたりしたら、近寄ってサイレントエリアを展開するなどして、味方が戦いやすい環境を整えよう。
打たれ弱い味方の代わりに、敵のターゲットになるのもタンクならではの役割。ミニマップでの状況確認を怠らないように、援護していきたい
また、終盤に強力なHSを発動させるために、スキルゲージをためておくのもアリ。
「革命の旗」などの【奪】カードで、ゲージを吸収されないように気をつけながら立ち回っていこう。
ランクFから使えるおすすめデッキ
- 血塗れチェーンソウ(前方に水属性の小ダメージ)
- ドリーム☆ミーティア(自分の移動速度を25秒間中アップ)
- 警備ロボ Guardoll-4711(10秒間被ダメージを40%減らす)
- 保健室の救急セット(自分のライフを30%回復)
ミーティアで移動能力を上げ、序盤のC地点の確保を狙ったデッキ。
正直なところ、救急セットでは回復が物足りず、このままのデッキで活躍することは難しい。
ランクE到達で入手可能になる割合が高い【癒】カードや、ランクD到達で入手可能になる相性バツグンの持続回復カードをゲットしたら、即刻入れ替えて運用していこう。
Dランクになれば、もう少しタンクらしいデッキが組めるようになる(SRカード入り)。カードが増えてきたら、思い切って攻撃手段を捨てた、拠点防衛に特化したデッキなどにもチャレンジしてみよう
迷ったときのカードの選び方
ヴィオレッタは、防御倍率と体力倍率がバランスよく高いタンク。
カードのステータスを気にする場合は、この2つのどちらかが高いカードを選んでいこう。
カードスキルなどによる大ダメージが気になる場合は体力値、通常攻撃での被ダメージを減らしたい場合は防御値を重視してデッキを組んでいくと、理想の堅さのヴィオレッタに近づいていくはずだ。
12秒間防御力を約1.4倍にする「連合宇宙軍 フルアーマー機動兵」は、アビリティ効果も重なると非常に効果的なカード。ただし、カードスキルなどによる強烈な一撃には焼け石に水となるので注意
上位ランカーデッキ紹介
無作為に選んだ22人のS5ランク以上のヴィオレッタ使いに注目して、デッキの傾向を紹介。
予想どおり圧倒的に多いのが、ドア型。さらに、ヴィオレッタならではの、今までにないデッキも見かけられた。
ドア型
「どこにでもいけるドア」で、開幕時に前線の拠点を制圧しやすくしたデッキ。
HA発動中は、ジャンヌやグスタフと同じく無防備になるので、いかに【破】カードや【止】カードに対応できるかが腕の見せ所だ。
【防】カードと【癒】カードをそれぞれ1枚ずつ搭載するのが定番。残った1枠には、カード発動速度は決して早くないため、発動時間「無」のカードを選ぶと、ストレスなくカード発動していける。
毒型
採用率こそ高くなかったが、ガードを貫通して一定ダメージを持続して与える「毒」をメインにした、非常に興味深いデッキ。
ヴィオレッタを使っていると特に対峙しやすいのが、サイレント対策のためにガードを展開した敵。
ガードを展開して近づいてくる敵に、「液体ロボ Metadoll-774」と「独災者 アングリフ・ギフト」で迎撃して、徐々にライフを削っていく。
その頃には、ガードが切れてサイレント状態となり「回復して立て直すことができない!」という、ヴィオレッタの特徴を最大限に活かせる構成になっている。
同じ理由で、一見相性の良い【破】カードだが、味方に同じくガードブレイク持ちがいた場合は、せっかくの攻撃チャンスを奪いかねないというデメリットがある。特に固定チームでバトルする場合は、味方のデッキ構成も考慮したうえで採用するカードを決めたい
ほかにも、「革命の旗」を採用してHS発動と妨害を意識したデッキや、攻撃値を意識したキルまで狙えるデッキなど、さまざまなデッキを発見できた。
まだまだデッキが確立されていないので、ヴィオレッタの「サイレント」を活かせるようにいろいろなカードを試してみよう!
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